明日からまた仕事

これから眠って、余震が起こらないとして、明日の朝、私が目覚めた頃には、ケイイチ

君は福岡へ、ジュニアは夜勤からまだ戻っていないはずだし、猫二匹と一緒のはずだ。

余震が起こらないとして…というところが重要なのだ。

すべては、そのことにかかっている。地震の破壊の恐ろしさ、人々の暮らしが、家の崩

壊の様子そのままに破壊されていく。久しぶりに東京の娘と話した。私の混沌とした心

の中を、素直に、そのまま話すことができた。

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ずっと、内向きでいたことが尾を引いていて、悲しみや怒りが、心の中に渦巻いていたが、なんだか、すごく楽になったような気がする。「笑い」を取り戻さなくちゃ。笑えないからこそ、笑いたい。そういえば

昨日、説話をまとめてずいぶん読んだのだ。それで、昨日は笑ってしまったんだっけ。

熊本大地震

もう、これからのことはまったくわからない。

それはそうだろうと思う。

大自然の脅威がどのように実際に展開するかなんて

人間にわかるはずはないのだから。

14日夜の最初の地震は、定時制の終業時間直前だった。

九州に引っ越して以来25年間、ほとんど地震の経験がなかったので驚いた。

ゆさゆさと、揺れている大地の上にいるのは気持ちが悪い。

ついに来たかというのが、最初の実感だった。

それでも夜はなんとなく普通に過ごし

余震もたくさんあったのに、記憶は薄くなっている。

驚いたのは、それから丸一日を過ぎて、なお四時間ほどたった

真夜中の一時過ぎの地震の方だ。

ああ、なんだかいつもとは違うなと感じる強い地震の再来だった。

結局その日は明け方の四時頃まで眠れなかった。

それなりに大きな地震が、短い間隔で何度も何度も、家を振動させる。

震源地から100キロも離れているのに、大地は小刻みに容赦なく揺れた。

 

習字また習字

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もう、逃げ出してしまいたいほど、大変なのだ。

習字の昇段試験に課題を提出しなくてはならない。

最終18日には提出となる。

四段から五段へと、上がれるのか否か。

でも、後へは引けない。「やめた」と言わずに先へ行くしかない。

お手本をよく見ているはずなのに、見ていないなと思う。

いや、見ているけれど、全然違う方へ筆が行ってしまうのだ。

いつの日か、自分流の字が書ける日が来るかな。

いや、もうその時はこの世にいないかもしれない。

私の先生は親子だけれど、80歳になろうとする父上の方は書道歴50年。

楽しそうに書いておられる。

明日から新学期が始まる。

天気がよくなるといいな。

 

当面の課題は、4月20日締め切りの書道の昇段試験だけれど、これはもう、大変。

まず一枚目を書き始める時から、心が重くなってしまう。

なぜって、自信がないのだから、当然なのだけれど、

いつになったらこういう心境から抜け出せるのだろうと、ため息が出る。

それでも、やめようとは思わない。

もう無理だからって、諦めてしまうわけにはいかない。

確実に書道が好きになっている。

今度の昇段試験に合格すると五段がもらえる。

三段から四段になるときの試験と、今回の試験では、格段に難しくなっている。

もし今度、昇段することができたら、次の昇段試験ではもっと難しい課題に

向き合うことになるのだろう。

一つの道に分け入っていくという感じかな

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こういうの、なんとなくいいなって、思ったりしている。

私の親友は、とっくの昔に「師範」になっている。

ずっと昔から、コツコツと励んでいたのだ。

私にもそんな日が来るだろうか。

やれるところまでやっていこう。

 

 

 

 

 

 

 

 

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 さて、初めての記事。連れ合いに勧められて、はてなブログへお引っ越しをしました。ああ、もう眠くて、バタンキューという状態で、ここにたどり着いたら、ほんの少し元気になって、キーボードをパシャパシャと打ってしまっている自分がいるのです。

 

 今日は、一日、雨模様でした。仕事場のすぐそばには桜の木が何本もあって満開、そこを無情の雨が襲ってしまったという感じです。でも、そんなことにはめげる気配もなく、むしろ、妙に華やかな姿になって、時折り吹く風にはらはらと花びらを散らしていました。

 そんな美しい桜の花の下に入って、すぐ上を眺めてみると、何だか、狂気の世界に誘われていってしまいそうでした。「桜」を、そんなふうに見つめてしまったのは初めてのことです。